遠い空の下


       遠い空の下にいるけど、見上げればそれは同じ空。
       だけどそれぞれの目には違う景色に見える不思議。

       

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金色のウニを求めて 10話

10話 近づく黒い線


「どうだ?ソフィアの様子は」
「だいぶ落ち着いたようで、いまは眠ってます」
「そうか・・」
フリーベルはセビリアを見る。
波動砲を撃ったことにより、セビリアの街の港部分が大破したと思っているソフィア。
事実、遠目から見るとそう見える。
実際に火の手も上がっているし
大勢の声らしきものも聞こえる
が、実際は違う。

波動砲は
真空じゃないとこでエネルギーかけるとフィラメントが焼けてオシマイ
ということになっているのでセビリアには超至近距離で大きな花火が上がった程度なのだ。
その現状をフリーベルは船員からの報告と
自分自身で望遠鏡を覗いて確認していた。
「あの火事になっている場所は大丈夫でしょうか」
フランシーヌが聞く。
「ああ、あれは問題ない。」
フリーベルは半ば呆れた感じで続ける
「あれは花凛の戦列艦だ」
「!!花凛艦長の!!」
「そう。だから心配しなくてもいい。殺陣がうまくやるだろうからな」
「そうですか」
「しかし・・・まぁ・・・」
「花凛の慌てた顔が浮かぶな」
フリーベルは噛み殺しながら笑う
「きっと」

y477

「こんな顔をしてるはずだwww」


一方、家宅捜索を受けていたアブサン邸では、捜索が終わろうとしていた。
「隊長。一通りの捜索は終わりかと思われます」
公安の職員が言う。
「そ、分かった。んじゃぁ、あなた達は先に戻っていなさい。私はアブサンと話すことがあるから」
紫音はそう言い、職員を帰した。
「さてと・・アブサン。誰かに泥棒にでも入られたの?」
「この乱暴さは紫音さんかと思ったんですが、違ったようですね。」
アブサンは殴られた頭部をさすりながら言う
「今の立場上、別に乱暴にしなくても色々とできるから、むやみに殴って進入したりしないわよ」
紫音は、その辺にあった椅子に乗りアブサンの傷を見た
「すこし切れてるけど、大したことはなさそうね。腫れは酷いけど」
「氷水でもあてておきましょう」
アブサンは冷蔵庫へ向かう
紫音は椅子から降り、その辺にあったベルベットで椅子を拭いて腰をかけた
「で、その泥棒になにか盗られた?」
「そうですね。ざっと見た感じ、盗まれたのはレントン精鋭艦隊の集合写真くらいでしょうか」
「そう・・」
アブサンは氷水が入った袋と一緒に2人分のウィスキーを持ってきた
紫音はそれを受け取り、一口飲んだ。
「アブサンはレンちゃんにソフィア逃亡依頼をされたでしょう」
紫音はアブサンをじっと見て言った
「・・・なんのことでしょう?」
アブサンは平然と言う。
「隠さなくてもいいわ。その辺りの情報はレンちゃん自身から聞いているから」
紫音はアブサンに手紙を差し出した
「レンちゃんからの手紙よ」
アブサンはそれを受け取り、読む。
「・・・どうやら本当のようですね」
手紙には紫音やフリーベル、うましか商会員には事情を話しているという事が書かれていた。
「フリーベルさんも知っていたのですね」
アブサンは少し驚きながら言う。
「アブサンとわっちは信用できるってレンちゃんの口癖だったからね」
「そうですか。」

「で、アブサン。どこまで今回の事件について調べた?」
「そうですね・・・あまりおおっぴろげに動けないので大したことは分かっていませんが、今回の事件はフランス国がメインの黒ではないと思いますね」
「ただ分かってきたこととしては、関連があるのはタイツ教。そしてプチプロ社交会だとおもいます」
紫音はウィスキーを飲み干し、アブサンをじっと見る
「さすがアブサンね。」
「私は公安の人間だけれど、SUWATにも属しているの。その両方の情報を組み合わせて考えると、キーワードはそこにたどり着くわ」
SUWATはレントン艦長が独自に組織したもので、うましか商会の裏の顔でもある。SUWATの諜報は群を抜いて優秀で、レントンの知らない情報は無いと言われるくらいの組織だった。
「実のところ。最近、ピラちゃんの消息が不明なの」
「ピラさんが?」
「そう。私が今回の事件でプチプロ社交会に辿り着き、プチプロ主要人のアパートを家宅捜索しようとしたときからピラちゃんの行方が分かっていないのよ」
「で、オロちゃんに代表をしてもらってピラ邸を家宅捜査したんだけど」
「そこでタイツ教の神器などをみたんですね?」
「そゆこと」
「私もピラさんのアパートに何度か招かれたことありますが、タイツ教の信仰心が厚い部屋だと記憶していますね」
「で、公安とSUWATの情報網においてピラちゃんとタイツ教との関係を洗ってみたら、ピラちゃんはタイツ教に年間1兆円規模の献金をしているのがわかったわ」
「すごいですね!」
「その他に、タイツ教信仰者リストを見たんだけれど、リストにはプチプロ社交会の主要な人間の8割がいたわ」
「・・・政治と宗教の癒着ですか」
「その可能性は否定しないわね」
「でも、このタイツ教とレントンさんとの関係はなんなんでしょう」
「その辺りはまだわかっていないのよね」
「SUWATでも探れていないと」
「そうみたい。ピラちゃんの献金を元に、タイツ教はここ数年で大きくなったわ。政治との関わりも大きくなると正誤の情報が錯乱してしまってね・・・」
「そうですか」
アブサンは空になっていた紫音のグラスにウィスキーを注ぐ。
「で、紫音さん。これからどうするつもりですか?」
「そうね。まずSUWATとしては、タイツ教とレンちゃんとの関係を探る」
「そして公安としては」
「ピラちゃんを今回の事件の重要参考人として指名手配するわ」
「それは決定事項ですか?」
「もう陛下には許可を貰ってるし、各国にも捜索要請を出しているわ。一般への発表は明後日の定例会議後になるだろうけどね」
「そうですか」
「少しずつ・・・線が見えてきましたね」


☆☆☆あとがき☆☆☆


今回は花凛ちゃんをいじることに重点をおきましたwwww
あの画像の使用許可はいただいておりませんが
どうぞゆるしてください!( ゚Д゚)ノこの小説についてですが
ピラちゃんに一任しております
決まり次第、報告できるかと思われますので
まっててね!( ゚Д゚)ノ

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